文献検索に一緒に使おうPubMed Impact Factor!


PubMedでキーワード検索すると、たくさん文献がピックアップされます。

効率よく有名ジャーナルの文献を読みたい!と思った僕のモチベーションにぴったりのGoogle Chrome拡張機能を見つけたのでシェアします!

この記事の目次

検索文献をインパクトファクターで絞る!PubmMed Impact Factor!

知っているようで知らないインパクトファクター

僕の理解としては、
インパクトファクターって雑誌についた格付けかな?
…ぐらいの理解でした。

インパクトファクターについて深掘ってみましょう。
(手っ取り早くPubMed Impact Factorについて知りたい人は飛ばしてください。)

Wikipediaでは…


自然科学や社会科学の学術雑誌が各分野内で持つ相対的な影響力の大きさを測る指標の一つである。端的には、その雑誌に掲載された論文が一年あたりに引用される回数の平均値を表す。

Wikipedia


3年分のデータから計算されます。
実際の値は、Journal Citation Reportsの有料契約者のみ閲覧できます。
契約をしないと閲覧も公表もできないんですね…
Web of ScienceかJournal Citation Reportsから検索可能です。


ちなみに算出方法は…
以前2年間に掲載した論文の被引用回数論文の数で割る
…と算出できます。

インパクトファクターは、
・ジャーナルの名声と影響力の比較
・同じ研究の分野内での他のジャーナルとの比較
…というようにジャーナルごとの比較であって、論文ごとの比較ではないというのが大切です。

ですので、インパクトファクターが高いからといって、論文の内容についても保証されるわけではないものの、わかりやすい物差しとして有用なものです。

…ということで、
環境があれば、是非調べてみてください。

PubMed Impact Factorで検索論文をインパクトファクターで絞る

PubMed Impact Factorは、
PubMedで検索した論文のインパクトファクターを表示して、
インパクトファクターの上位25%以内、26-50%、51-75%、76%以下と
フィルターをかけることができます。


こんなに便利なのに無料です。


しかも度々アップデートして機能も増えています!


Chromeウェブストアで「PubMed Impact Factor」検索してダウンロードしましょう。

Chrome ウェブストアで早速ダウンロード!

機能その1 インパクトファクターの数値でフィルター

矢印の指す丸いボタンを左右に動かしインパクトファクターの数値を選びます。

機能その2  インパクトファクターを上位からの区分で分けて検索絞り込み

インパクトファクターの数値自身では上位からどれくらいのジャーナルかわかりませんが、
Quartile(四分位)指標を使うことで、同一分野内での上位からどれくらいかわかります。
上位25%、26-50%、、、で検索を絞れます。

機能その3  >>>をクリックして要約を簡単チェック

画面から遷移せず、すぐに要約をチェックできます。

まとめ PubMed Impact Factorを駆使して論文を効率的に検索できる

簡単に主要論文をピックアップできます。
Paperpileと合わせて使うことでさらに便利です。

活用してステキな効率よく文献を検索しましょう!

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