アラフォーの臨床医の僕が、
今、医学生に戻ったら、
やっておきたいことを真面目に考えてみました。
医学生のうちにやっておくべき5つのこと
その1 旅行
働き始めたら、
まず研修医の時には、お休みは夏休みとお正月のみというのが通常だと思います。
目一杯とれても1週間。
学生時代には旅行に行ける限り行ってください。
若い頃の旅行の思い出は今でもハッピーな気分になれます。
そんな、お金ないよ〜…
って思われるかもしれません。
でも、お金を工面しても旅行には価値があります。
(借金はダメですよ。もちろん。)
僕は、バイトして学費を賄いましたが、
当時「深夜特急」や「上海の西、デリーの東」に影響され、
バイトを目一杯して旅行に出かけてました。
バイトで貯めたお金で、友人とインドに長期間旅行しました。
騙され、刺激的な旅でしたが、今となっては楽しく思い出す青春の1ページです。
騙されたと思って旅行に出かけてください。
その2 本を読むこと
医者になったら、医学書以外の本を読むのは激減しました。
なんでもいいです。
医学書以外の自分の気になる本を手当たり次第読んでください。
その3 翌日を気にせず遊ぶこと
働き始めると、
明日の仕事が気になって遊びもセーブしてしまいます。
もちろん、セーブせず遊んでいる先生もいます。
僕は昔、
整形外科の先生とセーブせず遊び、オペ、抄読会にと
忙しくして突発性難聴になりました…。
でも、整形外科の先生方は毎日元気に遊んでおられましけどね….
やっぱり、
翌日を気にせず遊ぶ!
学生時代の特権だと思います。
友人と酒を飲む、
どこかに遠出する、
(コロナ流行中の今は難しいですけどね…)
なんでも良いので、
翌日を気にせず遊びましょう!
その4 自分の勉強法を確立する
医者になると、
仕事が忙しく、
勉強にさける時間がグッと減ります。
特に研修医時代は、
手技習得に時間が必要になります。
でも、勉強しないわけにはいきません。
知識も手技と同じように大切です。
限られた時間で、
疾患についてのこれまでに蓄積された情報、
最近のトピックなど
を理解し吸収する必要があります。
身に付く勉強法は人それぞれです。
短時間に効率よく身につけられる自分の勉強法は何か?
医者になるまでに確立しておきましょう。
その5 医学ではない勉強
医学に加え、医学ではない勉強をしましょう。
医者になってからは本当に大変ですが、
時間のある医学生のうちにできていると、
医者になってからのかなりのアドバンテージになります。
僕が提案したいのは、統計や機械学習の勉強です。
ブログ作成などWeb系プログラミング言語も面白いです。
以上、「医学生のうちにやっておくべき5つのこと」でした!