これまで出会った優秀なDr.の共通点を考えてみました。
優秀な研修医の共通点は復習です。
なーんだと思われるかもしれませんが、
復習です。
研修生活
いかに効率よく学習・経験したことを定着できるかにかかっています。
上級医に教えてもらったこと、
カンファレンスで知った知識をいかに定着させられるかにかかっています。
エビングハウスの忘却曲線…復習しないと忘れてしまうのが問題
エビングハウスの忘却曲線って知っていますか?
覚えたと思っても1日のうちに急激に忘れてしまうという実験です。
Wikipedia
エビングハウスは、自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(rit, pek, tas, …etc)を記憶し、その再生率を調べ、この曲線を導いた。
結果は以下のようになった。
20分後には、節約率が58%であった。
11時間後には、節約率が44%であった。
約9時間後には、節約率は35%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
2日後には、節約率が27%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。
記憶がどれくらい残っていたかではなく節約率で表現しているんですが、
いずれにせよ、
覚えたと思ったことでも1日のうちに急激に忘れてしまうということです。
研修医は忙しい
わんこそばのように、
次から次に知識を放り込まれるものの、
業務に追われ復習できずに忘れていく…
(というか、忘れていることも気づいていない)
…ということで、
覚えたことはすぐにメモして、
その日のうちに振り返ることを繰り返しましょう!
教わるのが上手になるのも研修医の技!
教わったことを忘れないようにメモするにもいろんな方法があります。
皆さんは、どんな形でメモしていますか?
僕は、研修医の先生には、
メモ帳を利用することをおすすめします!
僕自身はガジェット大好きな人間で、
後からの整理を考えると、
スマホでメモしていくのが効率的だと思いますが、
ここはあえてのメモ帳推しです。
なぜメモ帳を利用するのか??
それは、
上級医の教える意欲を掻き立てるツールとして有用だと痛感しているからです。
やっぱり上級医の教える意欲を引き出していた研修医は、
教わり上手で、
メモ帳を愛用していました。
上級医も人間ですし、当然と言えば当然ですよね。
教わり上手になることも優秀な研修医への第一歩です。
まとめ
一つ一つ学んだことは、
すぐに復習してアウトプットしましょう!
優秀なレジデントになること間違いなしです!