これさえあれば間違いない
研修医におすすめの医学書を紹介します。
研修医・研修医におすすめの参考書とは
医学書はたくさんあって、
選ぶのは大変です。
でも、
失敗したくないし、
良い参考書を知りたい。
僕は、
目移りしてたくさん購入するものの
結局読まないなんてこともありました…
本当の良書って限られてて、
僕の周りには優秀なDr.がたくさんいましたが、
愛用の医学書は共通してました。
…ということで、これをおさえれば間違いなし!な
厳選の医学書を紹介します。
これがあれば初期研修生活は安泰です。
定番中の定番「内科レジデントの鉄則」
知らない人はいないんじゃないかなと思うほどの良書。
鉄板です。
聖路加のレジデントが作成していて
僕が研修医の頃から人気でした。
今は第3版になるほどで人気です。
当直で病棟に呼ばれたら、
緊急入院で対応が必要な代表的な症候ごとにまとめられています。
これを通読したら、
当直や病棟の困りごとでつまづくことはないし、
いざというときに困りません。
ポケットサイズではないので、
医学生のうちから読んでおくのがbetter!
研修が始まってしまうとなかなか時間もとれませんし。
(もちろん研修医になってから読むのも全然OK!)
これだけ心電図
僕が初期研修の頃にはなかったですが、
心電図の勉強では、
最初にこれを読めば、
挫折する人も減ると思います。
心電図の電極の付け方、
不整脈ごとの初期対応まで
明日からすぐに役立つ!
実践で役立つ良書です。
初学者の入門書として最適な一冊です。
国家試験前(医学生)にもおすすめで早めに勉強しておくとできるレジデント間違いなし!
レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室
こちらも僕が初期研修のころにはなかった良書。
昔はフェルソンで学びましたけど、
僕は読んで
帯にあるように目から鱗の連続でした。
最初に読んでおけば、間違いなし。
新人もベテランも読んでも良い良書です。
胸部レントゲンはどこに行っても読む必要があるので必須。
これだけ輸液
わかるようでいてわからないのが輸液。
参考書もたくさんあって色々と勉強してもモヤモヤが晴れないのが輸液。
病態別に
輸液製剤の選択、
投与量・投与速度の決定、
輸液にまつわる器具、
針の選択まで具体的に解説があって、
この本を読めば、輸液を根拠を持って選択できるようになれます。
「これだけ輸液」というネーミングのそのまま、輸液はこれでOKです。
理論と実践をバランスよく身につけられて、
研修医だけでなく、学びを深めた人にもおすすめの良書。
ビジュアルに訴える図で多く解説されていて読みやすい!
電子書籍もついていてタブレットでも見れます。
感染症プラチナマニュアル
ポケットサイズでコスパ良好!
簡潔でわかりやすくて、しかも調べやすい。
内容も充実していて、
毎年2月に改定があり情報も内容も常に新しいのがうれしい。
病原菌ごとから疾患ごと
急性期から慢性期
必要なことはすべて書いてあります。
研修医も年配の先生も使える優れもの。
臨床に沿った内容で明日からすぐに役立ちます。
字が小さいのが難点ですが、
そんなときには文字の大きくなったグランデもあるのもうれしい!↓
レジデントのための感染症診療マニュアル第4版
さらに学びを深めたいときにはこちら!
サンフォード
世界はどうなっているのか、さらに深く学べます!
ビジュアル基本手技シリーズ
手技は予習が必要!
イラストが多くてわかりやすいです。
このシリーズ多くの先生がお世話になったはず!
僕もお世話になって勉強になりました!
まとめ 医学生・研修医におすすめ書籍はこれ!
今回紹介した書籍まとめ
・病棟でのあれこれに対応できるようになる 内科レジデントの鉄則
・心電図が読めるようになる これだけ心電図
・胸部レントゲンが読めるようになる レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室
・輸液を根拠をもとに出せるようになる これだけ輸液
・抗生剤の選択も迷わない 感染症プラチナマニュアル2020
・手技の習得には ビジュアル基本手技シリーズ