突然ですが、
僕は、デザインや建築も好きで、
学会発表や講演会では各先生方のスライドの美しさにも注目して拝見するのが趣味です。
そんな、僕が、
洗練された講演会の発表にまつわる
目からウロコだった、衝撃的な出来事がありました。
そんな出来事をシェアしたいと思います。
聴衆を魅了する洗練された講演スライドの作成の仕方
聴衆を魅了する洗練された発表をしていた某先生
個人名はもちろん伏せますが、
ある講演会で魅力的な発表に遭遇しました。
学会では、そこそこ有名なDr.で、
以前から、わかりやすい発表をしてくださる先生でした。
その先生の講演では、
説明がわかりやすいだけでなく、
スライドが、これまでの発表とは、全く異なり、
簡単に言えば… とっても、おしゃれ だったんです！
その先生のスライドを載せるわけにはいかないので、
説明する他ないですが、
派手じゃなくて、有名建築のようなシンプルで洗練されたデザインだったんです。
もちろん、
ガイドラインなど必要な情報も盛り込みつつ、
文字は最小限、
レイアウトがこれまでになく、
モダンなデザイン。
もともと、
デザインにも興味があった僕は、
その先生の発表に魅了されてしまいました。
なによりわかりやすいし、素敵でしたし。
他のDr.もそのDr.の発表に魅了されてましたしね。
意外だった…洗練された発表スライドの作成の仕方
その先生のような発表をしたいと思った僕は、
その後も、ことあるごとに、その先生の発表を聴講しました。
何度か聴講して、
なんとかその先生にあやかりたいと、
ある時、意を決して、
その先生にスライド作成や発表のコツを聞いてみたんです。
すると…
その先生が意外なことを教えてくださったんですよねえ…
某先生簡単だよ！
デザインができる人に外注するんだよ！
臨床医ライフハックラボ！！！( ；´Д｀)
臨床医ライフハックラボそ、そうなんですね！
僕は、そう切り返すので精一杯でした。
なんか、
勝手にイメージを作り上げて、
勝手にガッカリしたんです。
勝手に神格化してたもんですから、
勝手にガッカリしたんですね。
（失礼ですね。。。ごめんなさい。反省しています。）
ファッションもおしゃれな先生だったんで、そう思ってしまったんです。
でも、外注するときに、ご自身の希望で具体的に依頼していたんだそうです。
スライドは自分で作らなきゃダメという固定概念
そりゃ、そうなんですよね。
その先生は、超優秀で超多忙。
そんなにスライドを作成できる暇なんてなくて…
スーパー優秀な先生なので人に仕事を振り分けるのも上手だったっていう話です。
スライドは自分で作成しなきゃダメ！なんて決まりはないのに、
僕は、スライドは自分でつくらなきゃダメ！って固定概念があったんです。
勝手に思い込んでたんですね…
すべてパーフェクトな人間なんてそうそういなくて、
でも、やっぱりデザインが上手な人の力で素敵なデザインになるならそれってOKなんですよね。
そういえば、ジョブズもすべてができてたわけではないですしね…
目の前にいる人に鮮烈なイメージを残し、知識を残すことにfocusする
結局、大切にするポイントが違ったなあってことにも自分の浅さを反省しました。
その先生は、目の前にいる人に伝えるってことにfocusすることができていたわけです。
聴衆を魅了して、鮮烈なイメージを残し、知識を残す。
ガッカリした自分に、
まだまだ修行が足りないな…
と痛感した出来事でした。
まとめ
…結局、得意な人に作成を依頼する（外注する）ってことでした。
でも、あんなに素敵なスライドをつくれるのであれば全是OKだと今は思います。
将来は、それが主流になるのかもしれませんね。
臨床医ライフハックラボいまだに、これを思い出すと若干モヤモヤする僕がいます。
