カンファレンスで
いろんなDr.がプレゼンするのを聞いていて、
内容はそんなに差がないのに
良い感じに聞こえるDr.とそうでないDr.っていませんか?
(病態について理解していることは大前提ですが…)
今日は、カンファレンスで好印象に聞こえる話し方のポイントをシェアします。
明日から実践できる!
プレゼンテーションの好感度を上げる方法
プレゼンテーションの好感度をアップする意外な方法
プレゼンの上手で定評のある先生に…
先生のプレゼンって、
なんだか、他の先生と比べてスムーズで聴きやすいです。
何かコツってあるんですか?
先生…簡単だよ!
…すると、想像していた答えと違う意外な答えが返ってきました。
文章の一文一文を最後の語尾を下げるように読めばいいんだよ。
???
高校時代放送部で、
文章を読むトレーニングを受けてきたそうで、
病歴などを読む際には、一文一文、語尾が下がるように読んでいたそうです。
話すプロの間ではよく知られているワザだよ
え…
気づきませんでした。
確かに…言われてみると、
他の人は語尾が上がっているのに、先生は上がってませんね。
好印象を与える話し方のポイント 4つ
語尾に気をつけるだけではなく、他にもポイントがありました。
デューク大学で行われた研究では、
成功した男性CEO約800名の音声分析を行い、
伝わりやすく、説得力のある話し方には以下の傾向がありました。
・語尾を下げる
・落ち着いた声で(低めの声)
・話すスピードはややゆっくり
・間を適宜はさむ
語尾を下げる
語尾を上げる話し方は、
相手に不安感や不快感を与えます。
短い文で区切り、語尾は下げて、尻すぼみではなく、言い切りましょう。
話し始めから語尾にむかって音程を下げていきましょう。
低い声(落ち着いた声)
緊張すると、声のトーンが上がりがち。
聞いている側も不安感を潜在的に感じます。
普段と同じ落ち着いたトーンで話しましょう。
話すスピードはゆっくり
カンファレンスなので、ある程度スピードも大切ですが、
緊張して早口になりすぎないことが大切。
間をおく
話と話の間に、適切に間を置くことで自分のペースで話していると印象になります。
自分で意識していなくても、
「えーっと」など、間をもたせるため挟みがちですが、あまり好印象は与えません。
沈黙を恐れず間で対処しましょう。
自分のプレゼンを録音して繰り返し練習しよう
自分のプレゼンを録音して確認してみましょう。
思わぬ自分の癖を発見できます。
千里の道も一歩から…ですね。
参考文献
Voice Pitch and the Labor Market Success of Male Chief Executive Officers