臨床医の僕の体験したバイトを解説します。(医師の体験談)

僕は、数年間バイトのみで生計を立てていました。
ですので、バイトの経験は多いはず…



そんなバイトの体験談をシェアします。

この記事の目次

臨床医の僕の体験したバイトを解説します。(医師の体験談)

バイトはスポットと定期のものがある

医師のバイトには、
スポット(単発)と定期があります。
(ちなみに本記事はスポットバイトの説明です)


常勤で勤務を継続していると、
当直や外来以外のバイト経験はないのが通常だと思います。


僕もバイトのみで生活するようになって、
初めて経験するバイトがあって、
社会科見学のように楽しむことができました。

その1 健康診断

健康診断の身体診察です。
たいてい時間は3時間前後。
30-60人程度の診察することが多かったです。


4月は多かったり、季節によって多い少ないがあります。


80-100人診察すると、
さすがに聴診器のつけ外しで耳の穴が痛くなったりしました。
専門性は必要ないので、科は問わず可能なようで、いろんな専門科の先生に遭遇しました。


通常の市民検診から、高速道路の営業所、タクシー会社、新幹線の基地、スーパーなど
いろんなところに出かけて社会科見学のようで楽しかったです。

その2 外来バイト


いわゆる外来バイトです。


医療機関によって混み具合やお作法は変わるので、
忙しさなど、蓋を開けてみてわかる感じ。

その3 人間ドッグ関連


医療機関によりますけど、
問診のみ、診察のみ、説明のみなど
分業していたりします。


一般的な内科の知識が必要で、
患者さんに質問されることも多いので、
生活習慣病の対応については説明できる必要あるなあと思いました。

その4:病棟管理


病棟によって忙しさは大きく異なります。


慢性期の病棟から、ICUの病棟管理まで。
スキルがものを言います。

その5:透析管理

透析の患者さんは、
糖尿病を基礎疾患とする場合が多く、
他の動脈硬化のリスクファクターを多く持つ患者さんが多いです。


透析時には循環動態が変化し、
急変の可能性もあり、対応が必要となることもあります。


循環動態管理が苦手な場合には避けた方が無難です。


穿刺もあります。

その6:当直

慢性期の病院であれば、穏やかな当直。

ICU、救急の当直であればやはり忙しい。

救急を受けている病院では、
ナート要、骨折への対応を必要とするなど
医療機関ごとの要望もあるので事前にチェックしましょう。

その7:美容系


脱毛、美容、ADAなど。


事前に説明あります。

その8:番外編 専門的手技によるもの 麻酔、内視鏡、婦人科診

専門手技によるバイトは、やはり強いです。

その9:番外編 遠方

僕は未経験ですが、
僻地や海外の短期間集中のバイトの求人はありました。
北海道や海外に期間が決まっているバイトがありました。


いずれも高額でした。


コロナ流行の今となってはどうかわかりませんが、
比較的すぐに求人が埋まる人気のバイトだったように思います。

選ぶポイント 僕の場合

自分のできること、
できないことを確認した上で選択しましょう。


バイト先では頼れるものは自分だけです。


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僕のバイト生活の経緯や選び方はこちら

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